公開講座レポート:コミュニティーマネジメント読書会Vol.1
公開講座REPORT
コミュニティーマネジメント読書会Vol.1
3月12日にBUFFアンバサダーの扇本英樹さん(https://www.facebook.com/hideki.ougimoto)とファシリテーターの中村勇気さん(https://www.facebook.com/Yuki.Nakamura.jp)さんによる、コミュニティーマネジメント読書会が開催されました。
場所はテックファームホールディングスさんの銀座オフィスにあるコワーキングスペースをお借りしました。
当日はデザイナーの方、マーケティングをされている方、アパレルや人材系の会社で働かれている方、BUFF1期生の方々が参加してくださいました。
今回は、コミュニティ研究の名著である
「コミュニティ・オブ・プラクティス―ナレッジ社会の新たな知識形態の実践 」
を取り上げました。
読書会のスタイルとして最近よく取り上げられるようになった
アクティブ・ブック・ダイアログ(以下、ABD)
という手法を取り入れて行いました。
ABDを簡単に説明すると、
「1冊の分厚い本を1人で読むのは時間かかるので、みんなで手分けして読みましょう!」
というものです。
結論から言うと、ABDはおすすめです!
短時間で知識をインプットができるので
大学などの授業でも取り入れたら効果的だと感じました。
読書会にこの手法を当てはめた場合の大まかな流れを記載するので、ぜひ参考にしてみてください。
<イベントの流れ>
序章をみんなで読み、内容をある程度理解する
各自の担当箇所を決める
割り振られた箇所を読み、3枚(A3)以内に要約する
1人2分で担当箇所をリレープレゼンする
本の内容についてみんなでディスカッション
1.序章をみんなで読み、内容をある程度理解する(5〜10分程度)
アイスブレイクのあとは、「さぁ、読み始めよう!」となりがちですが、
このプロセスはかなり重要でした。
理由としては、本は前から順番に読み進めることによって理解が深まるように書かれていますが、今回は各自がそれぞれの担当部分から読み進めます。
そのため、後半になればなるほど、前半の内容を知らないと理解できない部分が出てくるので
少なくとも序章を読み、本がどのような内容について書かれているのかをみんなが理解する必要があると感じました。
2.各自の担当箇所を決める(5分)
読書と要約、併せて45分で行なったので、一人平均約30ページになるように割り振っていきました。
今回は一人一章(約30ページ)、ページ数が多い章は二人で担当しました。
読書と要約、併せて45分間で行いました。
3.割り振られた箇所を読み、3枚(A3)以内に要約する(45分)
夜の開催で頭も体も疲れていましたが、みなさん真剣に読んでくださっていました。
読むだけでなく、要約を含め45分で行うので少々時間が足りないと感じましたが、
あえて少し短めの時間設定にしてあることによって集中できました。
4.1人2分で要約をリレープレゼンする
リレープレゼンはかなり盛り上がりました!
みんな自分のパートしか知らないので、リレープレゼンを順番に聞いていく中で
「なるほど、そうゆうことだったのね」
とそれぞれの箇所が少しずつ紐づいていき、パズルのピースが埋まっていくような感覚で本の内容が頭に入りました。
5.本の内容についてみんなでディスカッション
最後に本の感想をグループでディスカッションしました。
読書会の醍醐味はこのディスカッションにあると感じました。
バックグラウンドが違う方々とのディスカッションだったので、
同じ本を読んでいるのにも関わらず、多種多様の解釈がありとても有意義な時間になりました。
終わりに
本の内容のインプットだけでなく、インプットした内容を発表し、参加者と議論しながら内容を深め合えるアウトプットまででき、短時間で深い内容まで学べました。
BUFFでは今月もコミュニティーに関する読書会を開く予定です。
自分自身は読書会に参加するのは今回が初めてだったのですが、
みんなで1冊を読み進めるので、気軽にご参加することができました!!
BUFFでは今月もコミュニティーに関する読書会を開く予定です。
是非是非ご参加を!
また、BUFFでは4ヶ月連続8回の認定プログラムの他に、コミュニティマネージャー業界を盛り上げていく為の活動を推進しています。
詳細についてはイベントページよりご確認ください。