イベントレポート:5期生最終プレゼン会 後編
5月30日(土)に実施した認定プログラム5期生の最終プレゼン会、後半戦レポートの担当は薄井です。
OBの方とのやりとりにも注目して読んでいただけたらと思います!
7. 堀井悠さんー「FLAP-SHIPチームマネジメント・ラボ」
「武士型から忍者型へ」と語る堀井さんのバーチャル背景は和室、服装も和服と、登場からただならぬ熱量を感じていました。ワーディングも「武士型」と「忍者型」と新鮮でした。堀井さんが作りたいコミュニティ「FLAP-SHIP チームマネジメント・ラボ」は、堀井さん自身のコミュニティでの事故経験から生まれた、失敗から学ぶ忍者型コミュニティです。ここでOBであるしのぶさんから「失敗をどのように蓄積して反映させるのか?」という質問がありました。それに対し、「実体験を言語化し、失敗の原因分析。そしてどうすれば良かったのかをレポート化」と堀井さん。ミドルマネージャーが育ちにくいことが企業課題として挙げられることも多い昨今で、FLAP-SHIPのように失敗を共有することで実践知が溜まっていくことが解決策になるかもしれません。
8. 村上しづかさんー「青山社中リーダー塾」
毎講義、具体的な質問を投げかけていた村上さんは、既にコミュニティマネージャーとして活躍しておられるからこそ。
村上さんが所属するコミュニティのターゲットは「何かを変えたい、モヤモヤしている人」、そして課題は「メンバーの良さを生かし切れていない、コラボレーションが生まれない」ことでした。BUFFで学んだ「『コアメンバーと他のメンバーとの間にトンネルを通す』ことが実際に役立った」と語る姿は、実践と理論を繰り返すことで学びがより深められることを体現していただいたように思います。OGからの質問では、高田さんから「発信しやすくなるような仕組みは?」と問われました。村上さんの答えは「一人一人と話そうと思っている」。真摯に丁寧にメンバーと向き合う村上さんから、コミュニティへの愛を感じました。
9. 矢部春樹さんーみんなの新しい暮らし〜みんくら〜
様々なオンラインサロンに所属している矢部さんのつくりたいコミュニティは「みんなの新しい暮し〜みんくら〜」です。
コロナウイルスの感染拡大に伴って変わっていくコミュニティの価値にフォーカスし、とても時代感のある発表でした。個人的には「イシューから始めよ」や「シン・ニホン」の著者である安宅和人さんの提唱する開疎化とコミュニティがどんなコラボレーションができるのか、もっとお話を聞きたくなりました。OGの高島さんからは「イメージしている地方はありますか?紹介できる場もあるかも。」とコメントをいただきました。さすがBUFFコミュニティ、様々なフィールドで活躍している方がいらっしゃって、BUFF生のコラボレーションの可能性を感じました!
10. 山田はんなさんーSAZANAMI PROJECT
「SAZANAMI PROJECT」は、今期唯一の学生メンバーである山田さんがつくりたいと考える、芸術を通じてチャレンジを応援するコミュニティです。
運営メンバーと参加者がコミュニティに入る仕組みは、招待状を渡すこと。一人一人との繋がりが縁を作っていく物語性のあるコミュニティになりそうですね。そしてニーズ調査を既に実施しているとのことで、参加者への親和性の高さが検証されていました!コミュニティができていくプロセスが想像できましたね!
11. 吉田萌さんーseesaw
実際に物理的な場を持つコミュニティマネージャーである吉田さんの発表は、彼女がコミュニティマネージャーになるまでの経緯の共有から始まりました。会社で言い渡されたミッションは「新しい事業が生まれる場にしてほしい」。そこで吉田さんがありたい姿は「ナビゲーター」であり「チャレンジャー」であるコミュニティマネージャー。コミュニティを代表する人がチャレンジャーであることで、実際にコミュニティの挑戦者たちが遊び心を持って事業を描けるコワーキングスペースが実現する第一歩になっていくかもしれません。
OBOG生のコメントや質問にも支えられて、終盤に向けてどんどんと盛り上がっていったプレゼン会となりました!なお、当日の急なご都合により欠席となった新井さんの発表の場も、別途設けたいと考えています。
プレゼン会の終了後に開いた懇親会は、緊張感もほどけて和気あいあいと進行し、「最終プレゼン直前に開いた、小チームでのフィードバック会がとても良かった」というOBOG生への感謝の声や「同期メンバーのつくりたいコミュニティを初めてじっくりと聴くことができて、ここから関係性がスタートした感じがする」という声があがっていました。
DAY2からオンラインでの実施となった5期、オフラインでみなさんと会える日も楽しみにしたいと思います!