海外レポート:コワーキングスペース in ドバイ
こんにちは BUFF運営事務局の荒巻です。
先月ドバイを訪れた際に、空き時間を利用してEmirates Office Towerのコワーキングスペースを見学しました。今回はそちらの様子をレポートにまとめました。
1. Emirates Office Towerとは
Emirates Office Towerの1階と2階がコワーキングスペースになっています。
ただ、1つのコワーキングスペースというわけではなく
様々なタイプのコワーキングスペースが部屋ごとに分かれていました。
例えば、若者向け、政府向け、VR開発者向け等があり、これらが大きなコワーキングスペースを形成していました。
「コワーキングスペースのコワーキングスペース」のようになっていて
日本にはなかなかないスタイルで興味深かったです。
今回は「Youth HUB」というコワーキングスペースを訪れました。
2. Youth Hub
Youth HUBは、出入り自由な家、若者の集いの場所、のような印象を受けました。
BUFF認定講座の内容を絡めて、SPACE MANAGEMENTとMEMBER MANAGEMENTの観点から紹介したいと思います。
3. SPACE
場所がメディアとして機能する
本棚が単なる本棚ではなく、Youth HUBの「HUB」の形をした本棚になっていました。
そこで訪問者が写真を撮り、写真をSNSでアップすることで、「HUB」の本棚自体がメディアとして機能するように設計されています。
場所をメディアとして機能させることは多くの有名な企業も行なっています。
FacebookやLINEのロゴで知り合いの方が写真を取っているのを、皆さんも見たことがあるのではないでしょうか。
場をフレーミンングする
Youth HUBは、「Best youth hub in the world」というコンセプトを掲げています。
かなり細かいところではありますが、電源は全て国際規格のもので統一されていました。
Youth Hubは世界一の場所であるということを利用者、訪問者に感じさせるために、電源も国際規格に統一されていました。
3. MEMBER
コミュニティーへの帰属意識を 高める
ロッカーとアメニティーから、利用者にYouth HUBへの帰属意識を持たせる仕掛けがありました。
オープンスペースにいるとその場所への帰属意識は薄れていくものです。なので、それぞれのロッカーを好きなようにデザインさせていて、この場所に自分の場所があることを感じさせる仕掛けがありました。
(*アラビア語だったので読めなかったのですが、目標とかやりたいことっぽいことが書かれてたと思います、、)
また、いたるところに利用者の写真が貼ってあったり、Youth HUBの限定商品があったりして、YouthHUBを利用していることに対するブランディングもされていました。
モチベーション維持のための遊びの設計
卓球台も置いてありました。
ずっと作業だけでは疲れるので、遊べる場所を確保してリフィレッシュできるようにしてありました。
卓球台の前に椅子があることからわかるように、卓球台は普段作業台として使われていていて、空間を最大限利用していました
4. 終わりに
認定講座が終わった後に学んだ知識を生かしてコニュニティーめぐりをすると新たな視点が得られそうですね
また、BUFFでは3期生の募集を開始しました!
ご興味のある方はぜひ詳細をご覧ください